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ヴィンセント・ゾウ選手は、ネイサン・チェン選手と同じくアメリカ出身の男子フィギュアスケート選手です。
なお、高い技術力と表現力は、優秀なコーチと振付師と怪我を乗り越えた強い精神力が要因のようです。
そんなヴィンセント・ゾウ選手について、コーチは誰・振付師は誰・怪我後のフィギュア経歴まとめという流れで、詳しくご紹介していきます。
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ヴィンセント・ゾウ選手のコーチは誰?
ヴィンセント・ゾウ選手は、9歳からタミー・ガンビルコーチに指導を受けています。
しかし、2014-15シーズンからトム・ザカライセックコーチに変更しましたが、2016-17シーズンからタミー•ガンビルコーチに戻しています。
また、新しいことを学ぶため、2週間ほど日本の濱田美栄コーチから基礎のスケーティングやジャンプに応用できる基礎を学んだ経験があります。
そんなヴィンセント・ゾウ選手のコーチについて、Wikiプロフィール・教え子は誰という流れで、ご紹介していきます。
ヴィンセント・ゾウ選手のコーチのWikiプロフィール
名前:タミー・ガンビル
英語名:Tammy Gambill
生年月日:1957年10月16日
年齢:67歳(2024年時点)
国籍:アメリカ
出身地:カリフォルニア州サクラメント
職業:元フィギュアスケーター・コーチ
所属:Broadmoor SC
家族:姉(元水泳選手)参考元:Wikipedia(英語版)
タミー•ガンビルコーチは、姉が水泳選手でしたが、コーチはその才能がないため、両親がフィギュアスケートのレッスンを受けさせました。
13歳の時にロサンゼルスでトップコーチから指導を受け、アメリカ国内ではトップクラスのフィギュアスケート選手でした。
その後、19歳からコーチを始め、カリフォルニア州リバーサイドのアイスタウンで指導をスタートし、2018年から現在のスケートリンクに所属となりました。
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ヴィセント・ゾウ選手のコーチの教え子は誰?
- カレン・チェンさん(世界選手権:4位)
- リチャード・ドーンブッシュさん(JGPファイナル:優勝)
- ブレンダン・ケリーさん(全豪選手権:優勝7回)
- デニス・ファンさん(JGPファイナル:優勝)
- タイラー・ピアースさん(全米ジュニア選手権:2位)
- キャロライン・チャンさん(JGPファイナル:優勝)
また、米国フィギュアスケート委員会から下記の賞を受賞しています。
- 2005年「USOC開発コーチ賞」
- 2005年「PSA開発コーチ」
- 2011年「PSAコーチオブザイヤー」ノミネート
- 2012年「PSA開発コーチ」
- 2013年「PSA開発コーチ」
さらに、アスリート開発委員会・スポーツ科学および医学委員会・コーチ委員会を含む、いくつかの米国フィギュアスケート委員会にも参加しています。
そして、米国フィギュアスケート協会とプロスケーター協会の両方の役員を務めています。
上記の主な教え子たちの成績、コーチとしての賞の受賞や役員を務めていることから、タミー•ガンビルコーチは優秀なコーチということが分かります。
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ヴィンセント・ゾウ選手の振付師は誰?
現在までにたくさんの振付師がヴィンセント・ゾウ選手を担当していますが、シニアデビュー以降は下記の2人に振り付けを担当してもらっています。
- ジェフリー・バトルさん
- ローリー・ニコルさん
上記のヴィンセント・ゾウ選手の振付師について、Wikiプロフィール・教え子は誰という流れで、ご紹介していきます。
ヴィンセント・ゾウ選手の振付師のWikiプロフィール
ジェフリー・バトル(Jeffrey Buttle)さんは、1982年9月1日生まれのカナダ出身の元フィギュアスケーターであり、現在はプロスケーターと振付師をしています。
彼は美しいスケーティングとエッジワーク、イナバウアーなどのムーブ・イン・ザ・フィールドが持ち味です。
さらに、新採点システムで躍進した選手の1人でステップやスピンなどの質を高めることで高得点を上げてきました。
下記は、現役時代の主な経歴の一覧です。
- トリノオリンピック:銅メダル
- 世界選手権:優勝・2位
- 四大陸選手権:優勝2回・2位2回
- GPファイナル:2位2回
ローリー・ニコル(Lori Nichol)さんは、アメリカ合衆国生まれのカナダ在住のフィギュアスケートの振付師兼コーチです。
選手時代には女子シングル選手として、「全米選手権」に出場しましたが、19歳でジョン・カリー率いるアイスショーのメンバーとなり、1983年には「世界プロ選手権」で銀メダルを獲得しています。
なお、彼女のフィギュアスケートへの優れた貢献を評して下記の殿堂入りをしています。
- 2011年「プロスケーター協会」
- 2012年「米国フィギュアスケート協会」
- 2012年「スケートカナダ」
- 2014年「世界フィギュアスケート」
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ヴィセント・ゾウ選手の振付師の教え子は誰?
下記は、ジェフリー•バトルさんの現在までの主な教え子の一覧です。
パトリック・チャン選手
本田真凛選手
紀平梨花選手
イム・ウンス選手
下記は、ローリー•ニコルさんの現在までの主な教え子の一覧です。
ミシェル・クワンさん
村主章枝さん
浅田真央さん
グレイシー・ゴールド選手
高橋大輔選手
上記が、ジェフリー•バトルさんとローリー•ニコルさんの主な教え子ですが、多くのオリンピックメダリストの振り付けを担当していることが分かります。
さらに、上記以外のベテラン選手や若手選手の振り付けも担当しているので、ヴィンセント・ゾウ選手の今後の活躍が楽しみだと思います。
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ヴィンセント・ゾウ選手の怪我後の経歴がすごい
ヴィンセント・ゾウ選手は、2019年の「世界選手権」にて、ネイサン・チェン選手や羽生結弦選手に次いで、銅メダルを獲得しました。
しかし、2013-14シーズンに先天的に負傷しやすい膝の問題を解決するために手術を行い、シーズン全ての試合を欠場しています。
さらに、2014-15シーズンは右膝の外側半月板を断裂、同じくシーズンを通しての休養を選択せざる負えない苦しい時期となりました。
そんなヴィンセント・ゾウ選手の経歴について、Wikiプロフィール・現在までの経歴まとめという流れで、ご紹介していきます。
ヴィンセント・ゾウ選手のWikiプロフィール
名前:ヴィンセント・ゾウ
英語名:Vincent ZHOU
生年月日:2000年10月25日
年齢:24歳(2024年時点)
国籍:アメリカ
出生地:カリフォルニア州サンノゼ
身長:175cm
体重:58kg
趣味:詩を書くこと・ハイキング・科学小説を読むこと
所属:Broadmoor SC → The Skating Club of Sun Francisco
ヴィンセント・ゾウ選手は、メディアではゾウと表記されることが多いようですが、ジョウが正式のようです。
なお、過去のSNSの投稿には、本気で言ってる訳ではないようですが、ジョウと読んでほしいということが書かれています。
My last name is pronounced “joe” and I don’t want to hear a mispronunciation of it ever again in my life 🙂
引用元:Twitter
そんなヴィンセント・ゾウ選手は、中国から移民した両親のもとサンノゼで生まれ、カリフォルニア州パロアルトで育ちました。
5歳半でスケートを始め、2011年の「全米選手権インターメディエイトクラス」で史上最年少優勝を果たしています。
さらに、2012年に「全米選手権ノービスクラス」で優勝、2013年に「全米選手権ジュニアクラス」で史上最年少優勝を果たすなど、幼少期から高い技術力と表現力を誇っていました。
ちなみに、インスタグラム(govincentzhou)は、約9.8万人以上のフォロワー数を誇る人気があるので、チェックしてみてはいかがでしょうか?
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ヴィセント・ゾウ選手の現在までの経歴まとめ
2015-16「JGPファイナル」4位
2015-16「全米選手権」8位
2015-16「世界選手権」5位
2016-17「全米選手権」2位
2016-17「ババリアンオープン」優勝
2016-17「世界ジュニア選手権」優勝
2017-18「全米選手権」3位
2017-18「平昌オリンピック」6位
2017-18「世界選手権」14位
2018-19「全米選手権」2位
2018-19「四大陸選手権」3位
2018-19「世界選手権」3位
2019-20「CS USクラシック」3位
2019-20「全米選手権」4位
2020-21「GPスケートアメリカ」2位
2020-21「全米選手権」2位
2021-22「クランベリーカップ」優勝
2021-22「CSネーベルホルン杯」優勝
2021-22「GPスケートアメリカ」優勝
2021-22「GP NHK杯」2位
2021-22「全米選手権」3位
2021-22「北京オリンピック」団体2位
2021-22「世界選手権」3位
ヴィンセント・ゾウ選手は、2016-17シーズンには、自己ベストを更新する演技をしています。
そして、「世界ジュニア選手権」では、4回転ルッツを含む3つの4回転ジャンプを成功させ、ジュニア歴代最高得点を更新し優勝を果たしました。
なお、同じアメリカ出身のネイサン・チェン選手と共に、幼少期から活躍を期待されていますが、彼のことをインタビューで下記のように語っています。
いつか追い付きたいと思ってやっとジュニアに上がったと思ったら、その途端に僕は怪我をして2シーズン休養してしまったんです。その間にネイサンはシニアに上がってしまったので、いつまでも追い付けない、遠い憧れの人でした。
今やっと同じシニアの仲間になれて、同じ試合で彼を近くで見られるようになったばかりです。未だに彼は、衝撃的で、刺激的で、驚きを与えてくれる存在です。
また、ヴィンセント・ゾウ選手は「僕としては、単にジャンプだけでなく、演技やスケーティング、そして世界観というものを観客に楽しんでもらえるようになりたいです。」とも語っており、今後の活躍が楽しみだと思います。
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