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2023年9月16日に発表されたイグノーベル賞で2022年も日本人が受賞したというニュースが発表されました。
2023年の受賞で日本は、17年連続の受賞という偉業を達成しました。
そんなイグノーベル賞について、イグノーベル賞とは何・イグノーベル賞の賞金が凄い・日本人が受賞した面白い研究まとめという流れで、詳しくご紹介していきます。
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イグノーベル賞とは何?
自分は、ノーベル賞は知っていましたが、イグノーベル賞というのは知らなかったので、簡単ではありますが、イグノーベル賞について、ご紹介します。
イグノーベル賞は、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディーです。
ちなみに、本家のノーベル賞は「人類のために最も偉大な貢献をした人」に授与されます。
イグノーベル賞の継続しているのは、日本以外にイギリスであり、創設者のマーク・エイブラハムさんは、以下のように両国のことを語っています。
多くの国が奇人や変人を蔑視するなかで、日本とイギリスは誇りにする風潮がある。それがハッピーな国を生んでいます。世界に誇るべき文化だと思います。
引用元:Wikipedia
そして、受賞の公式基準は「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に合致する項目から条件をクリアした10程度の個人や団体が選考されます。
本家のノーベル賞とは違い、故人も対象です。
選考される賞の中には、本家のノーベル賞と同じカテゴリーの賞もあれば、生物学賞・心理学賞・昆虫学賞など、本家のノーベル賞にはないカテゴリーも追加されることがあります。
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イグノーベル賞の賞金が凄い
イグノーベル賞の賞金が凄いのですが、なんと10兆ジンバブエドルとトロフィーであり、2018年はハートのオブジェでした。
これが10兆ジンバブエドル!
イグノーベル賞の賞金です。 pic.twitter.com/zanvg2UnOz— 小林哲 (@kbts_sci) 2015年9月19日
そして、2023年のイグノーベル賞に関しては、日本人で明治大学の宮下芳明教授と東京大学の中村祐美特任准教授が「電気刺激を施した箸やストローを用いた味覚の変化について」という研究で栄養学賞を受賞しました。
下記は、明治大学の宮下芳明教授と東京大学の中村祐美特任准教授の簡単な研究内容です。
2人の研究は、電気による刺激を利用することで、塩分を減らした食品を食べた際に塩辛さを強く感じることができる食器の開発に応用されています。
明治大学・宮下芳明教授「食品の塩味を増すことができることを実証し、健康に寄与する可能性があることを発見しました。『エレキソルト』という名で商品化され、今年発売される予定です」
引用元:yahooニュース
このイグノーベル賞の受賞で日本は17年連続で29回目の受賞となりました。
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イグノーベル賞で日本人が受賞した面白い研究まとめ【2024最新】
上記までの項目を調べていくうちに、イグノーベル賞という賞があったことを今まで知らなかったことが何か損をしていたような気になってきました。
ちなみに下記のTwitter記事は、2018〜23年以外の賞の一覧です。
今年のイグノーベル賞一覧ww pic.twitter.com/QtKmApSHIz
— MTOK.2 (@2matsuoka1128) 2018年9月14日
以下は、2023年度を抜いた10年分の日本のイグノーベル賞の一覧です。
2013年:「たまねぎに含まれるアミノ酸を反応させ涙を誘う『催涙物質』の研究」・「心臓移植をしたマウスに、オペラの椿姫を聴かせると生存期間が延びたという研究」
2014年:「バナナに皮を踏んだ時の摩擦の大きさを計測」
2015年:「キスでアレルギー患者のアレルギー反応が減弱する研究」
2016年:「前かがみで股の間から後ろのものを見ると、実際よりも小さく見える『股のぞき効果』の実証実験」
2017年:「洞窟棲の昆虫に見られる、メスの陰茎とオスの膣の共進化の研究」
2018年:「自ら内視鏡を操作し、座って自分の大腸検査した論文」
2019年:「5歳児の唾液の量が1日約500ミリ・リットルであること」
2020年:「ヘリウムガスを使うとワニのうなり声も高くなることを発見したこと」
2021年:「歩行者同士が時には衝突することがある理由を明らかにする実験を実施したことに対して」
2022年:「つまみを回す時の直径と指の本数との関係に対して」
引用元:Wikipedia
上記のように、日本人の方が受賞した研究や開発は、まさに受賞の公式基準である「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に合致していると思います。
2024年も前人未到の18年連続を目指して頑張っていただきたいですし、またイグノーベル賞を見られることを楽しみにしています。
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